精神障害・発達障害のある人の当事者参画推進に向けたガイダンス
ここでは、一般社団法人精神障害当事者会ポルケ(以下ポルケ)が作成した「精神障害・発達障害のある人の当事者参画推進に向けたガイダンス」を紹介します。本ガイダンスは「精神障害・発達障害のある人の当事者参画応援プロジェクト」(公益財団法人キリン福祉財団 令和6年度「キリン・福祉のちから開拓事業」助成事業)の成果として、当事者団体であるポルケが、調査から提言の取りまとめまでを一貫して担いました。こうしたプロセスを経ることで、患者・当事者参画の「担い手」である当事者団体の学びにもなっており、本ガイダンスならではの特色とも言えます。
本ガイダンスでは、行政会議に参画した経験を持つ精神障害・発達障害の当事者10名へのインタビュー調査をもとに、当事者参画の場面で期待される合理的配慮や、当事者参画を推進するための提言をまとめています。会議等で求められる具体的な配慮事項を提示したチェックリスト等は、行政会議に限らず、地域ミーティングや研究など幅広い場面でも活用可能です。さらに、精神障害・発達障害に限らず、がんや難病・希少疾患、認知症、その他慢性疾患と広く患者・市民参画の推進にも応用できる内容であり、多くの方に参考としていただけるものです。
なおJ-PEPを運営する日本医療政策機構(HGPI)は、本プロジェクトの趣旨に賛同し、J-PEPをはじめとした当機構の取り組みと患者・当事者参画の展望について記事を寄稿しています。
発行されたガイダンスの詳細は、下記よりご覧いただけます。
【活動報告】精神障害・発達障害のある人の当事者参画推進にむけたガイダンスの発行
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